2017年12月23日土曜日

現時点の保有銘柄

さて、今年の終わりに際して、現時点の保有銘柄をまとめておこう。

1. 日本株

日本株は12銘柄を保有しており、その中で一番古いのは2013年に購入したもの。
特に今年になって一気に増やしている。
選定基準は時によりばらつくが、主には
  • テクノロジー株(ファナック、日本電産)
  • 低PER・PBRの配当狙い(京阪神ビルディング、日進工具、みずほFG、フジ住宅など)
  • 高収益(カカクコム、ファナック)
  • 新興株で将来性・ビジネスモデルから(ウェザーニューズ、メディカルデータビジョン、サンセイランディック、日本M&Aセンター、ラクス)
と言ったところから選んでいる。

保有銘柄(日本株)
銘柄(コード)投資開始年
ウェザーニューズ(4825)2013
カカクコム(2371)2013
ファナック(6954)2013
CYBERDYNE(7779)2015
京阪神ビルディング(8818)2017
日進工具(6157)2017
リファインバース(6531)2017
メディカルデータビジョン(3902)2017
サンセイランディック(3277)2017
みずほFG(8411)2017
フジ住宅(8860)2017
日本電産(6594)2017
日本M&Aセンター(2127)2017
ラクス(3923)2017
旧持株X-

2. アメリカ株

アメリカ株は以前持っていたものは全部2016年までに売却してしまっていた。
しかし今年になってから心が変わり、やはり個別株にも投資しようかなということで購入。
こちらも基本的にはテクノロジー株か優良株の配当狙いかで買っている。


保有銘柄(アメリカ株)
銘柄(Ticker)投資開始年
Amazon.com(AMZN)2017
Chubb(CB)2017
Alphabet(GOOGL)2017
Johnson & Johnson(JNJ)2017
3M(MMM)2017
NVIDIA(NVDA)2017
Visa(V)2017

3. ETF

現保有銘柄の中ではETFを一番長く持っている。
以前はI-SharesのIVVとかEEM、EFA、IJRを持っていたが、Vanguardの取り扱いが始まってから、順次Vanguardに乗り換えた。
基本的には全世界の株式(とREIT少々)に投資している。
アメリカ株は大型株だけでなく、中小型株にも投資しようと思い、VBKを保有している。

個別株だとどうしても低迷する時期や高騰した場合に不安になって、売ってしまったりするが、ETFは基本的には緩やかに右肩上がりであがるので、それほど不安にならずに保有できる。(VGKやVWOはそんなに右肩上がりではないけど!)


保有銘柄(ETF)
銘柄(Ticker)投資開始年
Vanguard Total World Stock ETF (VT)2013
Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)2008
Vanguard Small-Cap Growth ETF (VBK)2016
Vanguard FTSE Europe ETF (VGK)2008
Vanguard FTSE Pacific ETF (VPL)2010
Vanguard FTSE Emerging Markets ETF (VWO)2010
iShares International Dev Real Est ETF (IFGL)2017

4. 投資信託

投資信託は、昔信託報酬が低くても0.8~1.6%の時代に出てきた低信託報酬のeMAXISを2010年から積み立て開始し、2016年からさらに低信託報酬の「たわら」に切り替えた形(eMAXISは現在は積み立てせず保有のみ)。
こちらもETFと同じ考え方で、なるべく全世界の株式に投資する。
日本株だけはインデックスファンドより「ひふみ」の成績が良さそうと判断し、「ひふみ」で積み立てている。幸いこれまでの成績はご存じの通り良好。

eMAXIS全世界株式だけは東京三菱UFJ銀行の口座で積み立てている。これは投信の積み立て設定によりATMの利用料が無料になるからである。


保有銘柄(投資信託)
投資信託
eMAXIS全世界株式2012
eMAXIS先進国株式2010
eMAXIS新興国株式2010
eMAXIS先進国REIT2010
ひふみプラス2013
DIAMたわら先進国株式2016
DIAMたわら先進国REIT2016
DIAMたわら新興国株式2016

銘柄数に関しては少し多いような気もしつつ、これくらいであれば管理できる範囲なので問題ないと考える。
さて、来年はこの銘柄に変化があるか??




2017年12月22日金曜日

iDeCoの口座番号など届く

昨日のブログでiDeCoの口座番号などの連絡待ちと書いたが、さっそく本日資産管理機関会社であるJIS&Tから届いた。
ということで、楽天証券のサイトにログインし、iDeCoの口座を見てみる。
前口座から移管されているはずの金額とか、iDeCo口座申込時に設定した拠出情報などがまだ全く反映されてなかった。もう少しかかるのだろう。


e-Taxの準備をした

日々時間的に余裕が出てきたので、マイナンバーカードを作ってe-Taxで確定申告しようかと思った。
そこでその準備をする。
下記にやったことをまとめるが、なんやかんやと手順が多かった。

1. 事前準備

ここまでの準備として、今までに以下のことを行った。

  • マイナンバーカードの申請・受領
  • ICカードリーダーの購入
ICカードリーダーはSONY製のRC-S380/Pを購入した。
マイナンバーカードだけでなく、FeliCa利用のカード(Suicaなどの交通系カード、イオンのWAONなど)も読み取れて何かと使えそうなので、SONY製の製品を選んだ。


2. ソフトのインストール

2.1 PaSoRi(ICカードリーダー)用ソフトのインストール

まずはPC(Windows)にICカードリーダーを接続してソフトをインストール。
ただし、繋いだだけではソフトのインストールがされなかったので、SONYのページから以下の2つのソフトをダウンロードしてインストールした。

  • NFCポートソフトウェア
  • PC/SCアクティベーター for Type B

e-Taxを利用するにはPC/SCアクティベーターというソフトも入れるらしい。

2.2 公的個人認証サービス用ソフトのインストール

マイナンバーカードは個人認証サービスなので、その電子証明書を利用するためのソフトウェアがいる。
それは下記サイトからダウンロードしてインストール。


他にも使える認証サービスがいくつかあり、上記はそのサービスの1つである。
ただ、確定申告書等作成のページから利用できる認証サービスは上記ともう1つくらいしか対応していないらしいので、公的個人認証サービスを利用するのが良いだろう。

3. e-Tax関連の事前準備

次は「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【事前準備】」のページに従って、いくつかの作業を行う。基本的には説明通りにやっていくだけである。

3.1 ルート証明書のインストール

使用するPCが問題ないものであることを確実にするためのものだろう。ルート証明書なるものをインストールする。

3.2 信頼済みサイト・ポップアップブロック許可サイトの登録

e-Tax関連のサイトにきちんとアクセスするための設定

3.3 開始届出の提出

利用者識別番号を取得する。
【届出書の選択】のページ
から個人か法人かを選択して、画面に従って住所氏名など必要事項を記入する。

  • 暗証番号(パスワードのようなもの、英数字をまぜた8桁以上)
  • 納税用確認番号(数字6桁)

を設定するので、あらかじめ考えておいた方がよい。
申請ボタンを押すとすぐに利用者識別番号(半角数字16桁)が発行される。
この画面はハードコピーなどとって保存しておく。

4. e-Taxの初期登録作業

4.1 e-Tax用ソフトのインストール

e-Taxソフトダウンロードコーナー」からソフトをダウンロードし、インストール。
e-Taxソフトを起動すると、税目プログラムをインストールするか聞かれる。
要は所得税とか消費税とかいろんな税金を納められるが、それぞれ別のソフトモジュールになっていて、都度インストールしないといけないらしい。
ただ、インストールはいつでもできるので、必要になるまではインストールしなくても良さそう。

4.2 e-Taxの初期登録作業

初期登録作業のページに従って、登録作業を行う。利用者識別番号をオンラインで取得した場合と書面で取得して場合で手順が異なるので、それぞれ自分にあった手順でやる。
手順に従って、電子証明書の登録ができればOKのようである。

ここまで来たところで、e-TaxのソフトにはPCにインストールするソフト以外にweb版があるとか、確定申告をする際には確定申告書等作成コーナーで作成して電子申請もできることを知る。
となると、e-Taxのソフトをインストールする必要性があったのかどうか不明だが、まぁ今のまま置いておこう。

5. e-Taxからのメール到達確認

e-Taxで登録したメールアドレス宛にメールが送られてくる。メール中のリンクから必要事項を入力し、きちんとメールが届いた旨の登録をしておく。



平成29年分の確定申告書等作成コーナーは来年の1/4公開予定らしい。


ヨドバシカメラ:SONY RC-S380/Pのページ

2017年12月21日木曜日

会社の確定拠出年金からiDeCoへの移管

9月に会社を退職し、しばらく無職(セミリタイア)の身。
ということで、iDeCoを始める。前職では会社で企業型確定拠出年金をしていたため、在職中はiDeCoの口座開設ができなかった。退職したので、企業型から個人型(iDeCo)への移管をした。
時系列としてはこのような感じ。
9月:退職
10月:厚生年金を国民年金1号保険者に切り替え
11月:楽天証券にiDeCoの口座開設の申し込み
12月:企業型確定拠出年金の口座からiDeCoへの移管・振込の連絡、楽天証券からiDeCo口座開設の連絡
ただしまだ、楽天証券のiDeCoの資産管理会社(JIS&T)から口座番号などの案内が来ていないので、ログインはできない状態。

ここで、企業型確定拠出年金の運用結果を見てみよう。

まず投資銘柄は日本株、外国債券、外国株式のファンド中からなるべく手数料が安いものをということで下表の銘柄を選び、投資配分を決めた。
当初は日本株と外国株を同じ比率にしていたが、やっぱり日本株より外国株の方が値上がりするなーと思い、途中から外国株の配分を増やした。
確定拠出年金ではない、通常の投資口座では債券ファンドへの投資はしておらず、すべて株式ファンドとREITファンドであるが、こちらはポートフォリオのおまじないのような感じで10%割り当ててみた。

投資銘柄と資産配分
銘柄配分(%)解約時比率
MHAM株式インデックス22545→2042
DIAM GボンドDコース10→107
DIAM 外国株式オープン45→7051

投資期間は2007年から2017年の約10年間である。
外国株、日本株とも2008年のリーマンショックなどにより2012年頃までは株価低迷、その後はアベノミクスやアメリカでも株高が始まり、現在まで続いているところ。
それぞれのファンドの基準価額の変化は、

  • MHAM株式インデックス225:約2倍
  • DIAM GボンドDコース:約+6%
  • DIAM 外国株式オープン:約2倍強

となった。
拠出額に対する、移管時の売却後確定額の収益率を見ると173%。年利回りでは5.5%と言ったところ。まぁ株式投資で考えるとこんなものだろう。

もちろん、売却益にかかる税金とか手数料とかは確定拠出年金だからゼロである。
ちなみに移管にかかる事務手数料は資産管理会社に4,320円取られるくらい。

この移管金とこれからの拠出でiDeCoの運用を初めて行くこととなる。



2017年12月12日火曜日

今年(2017年)の投資振り返り

さて、12月も10日を過ぎ、今年の売買は終わったので、今年の投資内容を振り返ってみる。

1. 個別株・ETF

今年のトピックスは日本株・アメリカ株とも個別株を多く買ったことである。
下記のように個別株の新規購入銘柄数は日本10、アメリカ7と前年より大幅に増やした。
ETF・投信はコアの投資として良いのだが、大きく増やしたり配当利回りが良いものなどを選ぶとやはり個別株になるからである。
コアの投資は確定して機械的にやっているので、サテライト投資である個別株に目が向いたというところか。

保有銘柄数
国・分類 前年からの保有数 新規購入数 合計保有数
日本個別株 5 10 15
アメリカ個別株 0 7 7
投資信託(日本籍) 8 0 8
ETF(アメリカ籍) 6 1 7

また、前年は結構の銘柄で売却し、税金もたくさん払ったが、今年はほとんど売らなかった。
昨年はアメリカ大統領選や英国のEU離脱の国民投票があって株式市場に不透明感があったが、今年は一貫して先高感があり、売ろう・利益確定しようという思いがわかなかったからである。

ちなみに、数少ない売り銘柄は下記の通り。
  • Mobileye(MBLY):Intelに買収されることが決まり、買収予定金額付近まで値上がりして張り付いたので売却
  • メディカル・データ・ビジョン(MDV):購入から5ヶ月で+40%と結構上がったので、半分売却
ただ、MDVを売った後は、結構上がってきても売らないように我慢している。

今年は上記のように配当のある銘柄を増やしたので、来年の配当金が楽しみだ(今年もある程度はもらっていたが)。


2. NISA

昨年から始めたNISA、今年も120万円の満額投資信託を購入。
毎月の積立は合計7万円で、残りは思いついた時にスポット購入をしている。
つみたてNISAにはしないことにする。

3. iDeCo

会社勤めの間は会社で確定拠出年金をやっていたのでiDeCoはできなかったが、8月に退職し無職となったので、会社の確定拠出年金をiDeCoに移管する手続きをしたところ。

4. その他

何よりも今年の大きな出来事は会社を辞めたことである。
病気をしたからというのが一番の理由であるが、経済的独立も見えてきたからというのも理由の1つである。

5. 来年どうするか

来年もずっと仕事をしなかったら、基本的に配当収入と資産の取り崩しをしながらの生活となる。また資産の45%を占める前職の株Xの比率をこれから数年かけて下げていくことにもなるだろう。
ということで、
  • NISAは継続、iDeCoの開始をして非課税の資産を増やす
  • X株を徐々に売っていく(これから数年かけて)
  • ETF・個別株の積み増し
が基本となるだろう。
今のところは、新規の銘柄に手を出そうという気は起きていないが、また気が変わるかもしれない。









2017年12月4日月曜日

株主総会招集通知の電子化(日本電産)

3月決算の会社の中間決算の配当通知や中間決算の報告書が次々と郵送されてくる時期である。
その中で日本電産から来た通知の中に「株主総会招集ご通知の電子化に関するご案内」というものがあった。
希望する人には定時株主総会招集通知や株主総会参考書類、添付書類などをメールで送ってくれるそうである。

自分は郵送よりメールの方が良いのでさっそく申し込んでみた。

システム自体は株主名簿管理人の三井住友信託銀行が提供している。登録する会社の一覧を見ることができたので、一通り見てみると、日本電産を含めて14社しか名前がなかった。
まだまだこういうシステムは始まったばかりなのだろう。逆に言うと日本電産やシステム提供の三井住友信託銀行が先進的に見える。
これに含まれるかどうかわからないのは配当金の計算書である。

証券会社の書類はほぼ電子化されたけど、これらの株主向けの書類が電子化されるのはいつだろうな?そしてこれが電子化されると郵便物はますます少なくなるだろうなぁ。。


2017年10月14日土曜日

サンセイランディック(3277)から優待到着

サンセイランディック(3277)から優待の「パンの缶詰」が到着しました。
今年初めて購入して400株保有しているので、3缶。オレンジ味・ブルーベリー味・ストロベリー味とそれぞれ味の違う缶詰が入っていました。
ラベルもオリジナルのもの。
37ヶ月の賞味期限があるので、非常食として保管しておいて、いつか開けてみることにしよう。

パンの缶詰を優待にしている理由は「救缶鳥プロジェクトの持つ社会的意義に共感し、少しでも多くの方にパンの缶詰の存在を知っていただきたい」そうである。

パンの缶詰の存在は知っていたが、食べたことはないから楽しみだ。



2017年10月2日月曜日

日進工具(6157)のベル企業レポート

日進工具のIRのページを見ていると、9/28に日本ベル投資研究所のレポートが発表され、そのリンクが張られていた。

レポートを読んでこの会社の気に入ったところは下記の点。もちろん今までのIR資料などで知っていた情報もある。


  • 刃先径6mm以下の小径エンドミルでトップシェア(3割強)
  • 年間数百万本を生産。生産機械は内製化をしており、全体の半分以上が自社製
  • 生産の無人化にも取り組んでおり、人員をそれほど増やさずに生産能力を上げることができる。
  • 商品が小さいので、海外生産しなくても日本で集中生産して配送することが可能
  • 新素材を使用した商品の拡充・用途拡大、スマホ・各種センサーなど新規分野への拡大
保有株は継続していこう。

2017年9月23日土曜日

退職金の運用

このたび一身上の都合で退職した。
しばらくは働くつもりはなく、セミリタイア状態となる。
十年以上働いていたので、まぁまぁそれなりの金額の退職金である。
さてこれをどのように運用しようか。
一定割合の預金は確保しているので、投資に振り分けてもよい。
ただ、株式にフルインベストするのもリスクを取り過ぎな気もする。
ミドルリスクミドルリターン狙いでバランスファンドにでもしてみるか。
ってさっそくこの前読んだ「ピクテ式・・・」の影響を受けている気がする。

しばらく考えよう。


2017年9月17日日曜日

萩野琢英著「211年の歴史が生んだピクテ式投資セオリー」を読了

表記の本が図書館にあったので借りて読んだ。2016年10月発行なので比較的新しい本である。
著者の萩野さんという方はピクテ投信投資顧問株式会社の代表取締役社長。
さわかみ投信の澤上篤人さんも以前ピクテにいたので、そのピクテがどのような考え方で投資をしているのか興味を持ったので借りてみた。

1.ピクテについて

まずピクテという会社は1805年にジュネーブに設立されたプライベートバンクで欧州の名家の資産運用を中心に手がけている。2000年にピクテの資産管理運用額は10兆円程度だったのが2016年3月末には約50兆円になっている。それだけ順調ということだろう。
ピクテの投資哲学は著者によると「けっして欲張ることなく、徹底した分散投資を長期にわたって実践する」ということ。資産運用の考え方は「資産保全」であり、資産保全とは「顧客の資産の価値を物価上昇、災難などから守ることを目標とした運用」のことである。そのために

  1. グローバル分散投資
  2. 長期投資
を実行しているらしい。長期投資の「長期」とは少なくとも10年、あるいは20年以上である。

2.著者が提案する資産運用の考え方

著者は資金を下記の5つに分割して投資しようと提案している。
  1. 預貯金でなければならない資金
  2. 欲張らない投資
  3. ちょっと欲張った投資
  4. 育てる投資
  5. スパイス的な投資
要はコア・サテライト運用である。
これらの資金の配分は
  1. 預貯金:2年以内の出費を予定する資金
  2. 欲張らない投資:5年以内の出費を予定する資金
  3. ちょっと欲張った投資:5~9年投資できる資金
  4. 育てる投資:残りの60~95%
  5. スパイス投資:残りの5~40%
としている。4と5の比率は年齢によって変えるよう提案しており、自身の年齢が高いほどスパイス投資を低めとしている。

3.各々の投資対象

3.1「欲張らない投資」

この投資では物価上昇率程度のリターンを目指し、昔だったら株式と債券の両方に投資していたが、昨今の超低金利・マイナス金利で債券ではリターンが得られなくなったので、REITやオルタナティブ運用にも分散させているらしい。ピクテの商品で言うと「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド」がその考え方で運用をしているらしい。


3.2「ちょっと欲張った投資」

この投資では「程よいリスクで程よいリターン」を目指すとし、為替ヘッジした世界の公益株式ファンドやハイイールド債・新興国債ファンドを勧めている。

3.3「育てる投資」

世界分散型の株式ファンドか、株式の比率が多めのバランスファンドを10年以上は持ち続けるイメージ。

3.4「スパイス的な投資」

単一市場・単一投資対象に絞り込んだ投資。投資対象(市場・地域・分野)が成長する領域であること。例として新興国株式ファンドとかバイオ医薬品関連を挙げている。


自社がアクティブ運用をする会社だからか、インデックス運用とアクティブ運用の比較とか、そういう話しは出てこない。

4.自分に当てはめて考えると

自分に当てはめて考えてみると、自分の場合は債券・バランスファンドには全く投資していないので「欲張らない投資」ができていない、「欲張った投資ばかり」ということになってしまう。まぁでもある程度の期間投資できる資金を自分のリスク選好度を考えながらやっているからいいのでは?と思ってしまう。
最近個別株で、日本株だったら低PER・PBR高配当株とか、アメリカ株でJNJとかMMMとかの配当王銘柄を買っているのがミドルリスクミドルリターンに相当するだろうか(比率はぜんぜん低いけど)。そして、AMZN、GOOGL、NVDAがスパイス投資になるな。

ピクテに資産管理を依頼するような資産家はすでに十分な資産を持っているから「保全」する程度で良いのだろう。自分の場合はリスクの取り過ぎに注意しながら今までどおりやっていこうと思う。

5.ピクテのファンドの報告書にて

本を読みながらピクテが運用するファンドの報告書を見てみた。すると他社ではあまり載っていない情報が載っていた。
月次報告書の中にファンドの基準価額の変動額の内訳が投資対象ごとに明示されていた。

  • コモディティ :  +0円
  • 株式     :+484円
  • オルタナティブ:+206円
  • 債券     :+351円
  • 先物     :   -1円
  • 分配金    :  0円
  • 信託報酬等  : -442円
  • その他    :+165円
となっている。まぁ知ったからと言ってどうってことはないが、それぞれの寄与度はこれくらいなのね、とわかる。あと信託報酬の影響度合いもわかりやすい。




2017年9月14日木曜日

株式の移管手続き

持ち株会で持っていた株式をメインの証券口座に移管した。
手続きの経過としては下記のような感じ。約1ヶ月かかったことになる。

  • 8/17:移管元証券会社に電話して、株式移管の手続きを依頼する。必要な書類を送付してもらうように伝え、移管に必要な手数料10,800円を振り込みむ。(預かり金がゼロだったので)
  • 9/2:依頼した用紙がようやく届く。送付日が9/1になっており、2週間近く放っておいたもよう
  • 9/6:移管手続き用紙に記入し、郵送する。
  • 9/12:移管元証券口座にて移管手続きが行われた模様(手数料がこの日付で引かれていることを9/14に確認)
  • 9/14:移管先口座から「移管手続きが完了した」旨の連絡がきた(ログインしてお知らせに気づいたが、ちょうどこのブログを書いている最中にお知らせのメールも来ていた)。保有商品に移管した株式が登録されていることを確認
ということで、株式の移管手続きは約1ヶ月かかったことになる。

さてこの持ち株(銘柄名はXとしておこう)のポートフォリオに占める割合は約6割と非常に大きなものである。市場がどれだけ上がろうが、このXの値動きでポートフォリオの損益が左右されてしまう。


今後の方針としては、Xの比率を徐々に下げて理想のポートフォリオに近づけることにする。




2017年9月6日水曜日

楽天証券がアメリカ株式・ETFの取引手数料を値下げ

本日楽天証券から表記のようなメールが来た。
アメリカの株式・ETFの取引手数料が9/25約定分から値下げになるとのこと。
具体的には、
【新手数料(税抜)  2017年9月25日現地約定分から】
約定代金の0.45%
下限5ドル、上限20ドル

【旧手数料(税抜)  2017年9月22日現地約定分まで】
1,000株まで25米ドル
1,000株を超えた分は、1株毎に2セント追加。

となる。


楽天証券のお知らせのページ
「米国株式・ETFの取引手数料が大幅に引下げ! 業界最低水準へ!」

にマネックス証券、SBI証券との比較がされているが、今まで楽天証券が高かったのがようやく追いついただけである。

最近自分が個別株を買う時は1回あたりの取引金額が3,000ドルくらいになるようにして買っているのだが、それだとざっくり13.5ドル程度となり、今までの半額強となる。
何はともあれ手数料が安くなるのは歓迎したい。



2017年9月2日土曜日

twitter始めました

twitter始めました。
と言っても初心者というわけではなく、投資関連用のアカウントを新規作成。
投資関連とそれ以外のつれづれごとはやはり対象者が違いそうといのと、これから暇になるもんで、投資関連のツイートが増えるかも。というところから。

https://twitter.com/gongon77gon/


「さわかみファンド」運用報告会2017 in 大阪 に参加

「さわかみファンド」の運用報告会は例年横浜で実施しているのだが、今年は初めて大阪で実施するということで、関西圏に住んでいる私は初めて行ってみることにした。
場所は大阪市内のマイドームおおさか。開場の10時前に着くと、結構並んでいる。
10時になったのでさっそく開場。
会場の真ん中に企業出展ブースがあり、30社が会社紹介のブースを出していた。また2つのステージでいくつかの講演もあった。
以下は私が見たもののを簡単に紹介

1.ホソカワミクロン株式会社の紹介

企画管理本部の花川さんの説明。
会社の履歴、事業内容などの説明。
会社自体は粉体を扱う会社で昔から興味を持っていた。
以下、話しの中で印象に残ったこと。
・アメリカ・ヨーロッパの会社とお互いに技術供与してきた。
・その後は欧米の会社を中心に買収
・粉体を加工・分離などする粉体を扱う機械を作る。ほとんどオーダーメイド。
・粉体関連以外にも薄膜関連もやっている
自分が投資するかというと、営業利益率が10%ないところで、対象から外れるかな。。

2.日本電産株式会社 永守さんの講演

本日来た一番の目的はこれ。多くの人がそうじゃないかしら?
自分自身が電気関連の仕事をしているので、日本電産にも興味を持っており、昔から投資しようか悩んでいたが、つい先日とうとう個別株を買ってしまったところ。
簡単な会社紹介のビデオを流し、永守さんが登壇。
いきなり自社とTOPIX、ソニー、京セラ、ローム、村田製作所、オムロンの1995年3月からの株価推移のグラフを出す。1995年3月を1とした時に日本電産は61倍となったが、他のグラフはほとんど水平、どうだすごいだろと自慢から始まった。すごいなー。

以下は講演の要旨
・売り上げが100億から1000億、1000億から1兆円と10倍にする期間はだいたい同じくらいだった。1兆から10兆も同じくらいの時間でできると思う。今の時点がやっと本格的な売り上げのスタートに経ったところ。
・ここ数年は増収増益を達成している
・デイトレーダー以外である程度の長期で日本電産の株を持っている人は、みんな損はしていないはず。もし損しているという人がいたら手を挙げてみて。
・HDDモータから家電・車載関連へと事業ポートフォリオの転換と収益力の改善に成功。
・モータは鉄鋼、半導体に次ぐ第3の産業の米になる。
・ガソリン車にモータは80個、電気自動車には200個載っている。
・自社は電気を消費しないモータを作っている。世界の(日本の?)電力消費の半分はモータが使っている。だからモータの効率を上げて消費電力を下げると世の中にも大きなインパクトにある。
・うちのモータが入っていない商品は危ないよ。
・2018年から電動ブレーキを出す。ディスクブレーキを変えていく。車の電動化が進むと使用する部品が少なくなる。今後消えるかもしれない部品のメーカーに投資していると危ないよ。うちはこれから伸びる方の部品。
・掃除ロボットは各社のものに自社のモータが入っている。ドローンもモータを使っている。
・人型ロボットには500個のモータを使っている。今後人口が100億人になる頃にはロボットがその3倍いる。だからモータの個数も莫大になる。

といかに自社のビジネスが今後伸びるかということを力説していた。
その後は質疑応答のコーナー。
その中で「永守さんがいなくなった後が心配だが大丈夫か?」と聞かれ、
「株主総会でもその質問ばっかり。今73歳だけど、人間ドックの体力テストはまだ48歳。10兆円まではやる。その後は理事長をやる学園の仕事に専念する。」と言っていた。
当分は大丈夫そうだなと安心。
最後に「今日は株を買ってもらうために来たんだから、みなさんちゃんと買ってくださいね」と念押しして去って行った。
やっぱり迫力あって魅力的な人だね。株を買ってよかったと思った。

3.さわかみファンドの運用報告

最高投資責任者の草刈さんの説明。
説明がなんか長いというか、こちらが半分まじめに聞いていないこともあり、あまり頭に入ってこず。
数円前は約300銘柄に投資していたが、今は100銘柄程度に絞っているというのと、現金比率は約10%を維持する予定というのをしきりに強調していた。
今の市場が割安でないと判断しているのだろう。
日本電産の株は104万株くらいもってるらしく、日本電産からは「200万株くらい持ったら」と言われる。「安くなったら買う」と言ったら「安くならへんやろ」と。そんな話しがおもしろかった。

さわかみファンドのこれからの10年の方針として3つ挙げていた。
・現金比率10%の維持
・時価総額5000億円未満の会社への投資
・海外企業への投資

時価総額5000億円未満の会社は割安でなくても、適正価格なら投資すると言っていた。
海外企業に関してはこの後の澤上会長の講演の時に「日本の会社が手がけてないような事業をやっているところ」みたいな言い方をしていたが、どういう会社だろ?

4.澤上会長の講演

澤上会長も初めて生で見るんでどんな人かなと思っていた。
早口すぎてちょっと言葉がわかりにくいところがあったが、話す内容はあちこちの文章で書いてある内容なので目新しいことはそれほどなかった。
「みんなで長期投資をしよう」「お金にも働いてもらおう」ということを改めて強調していた。


最後に、来場者は1800名とのことだった。(澤上社長より)


初めて参加してみて、まぁ毎年参加はしなくてもいいが、何年かに1回関西に来るのなら出てみるかと思った。



2017年8月22日火曜日

父親から学んだこと


お盆で帰省したので、今日は父親のことを書いてみよう。
父親にはいろんなことを教えてもらったが、株式投資も教えてもらった。
しかし反面教師として学んだという面がほとんどである。

私が物心のつく、30年前からチャートブックを買っては適当に良さそうに見える株を買っていた。
その後は証券会社の営業担当に言われるままに売り買いしていた。
今は10歳上の爺さん友達から「あれ買え、これ売れ」と言われるままに売り買いするので、資産が半分になったとボヤいている。

儲かったという話しはほとんど聞いてない。
投資しようとする会社のことや業績、指標などを調べることをしない。
どんな会社に投資しているかを認識していないので、自分の投資スタイルが何かも確立できてない。

こういう父親を見てきたので、株式投資には20歳頃から興味は持ち、本を買ったり実際に投資したりして、経験を積んできた。
ネット証券会社で自分なりに選んだ銘柄に投資。行き着いた先は投信の積立投資と個別株のスポット投資。
失敗も色々してきたが、これなら少しずつでも増やせそうというのも見えてきた。


父親は、それでも向上心だけはあり、70後半になっても「まだこれから勉強しないといけない」と言っている。

今回、帰省すると「人に頼るとロクなことがない」から、俺に「株のことを勉強して、良さそうな株があったら教えてくれ」と言って来た。

自分の年齢と父親の年齢で投資スタンスは違うような気もするがまぁ何か教えるか。




2017年7月19日水曜日

積立長期投資の歴史(2000年~、投資信託)

自分が持っている銘柄の中で、今まで一番長く続いている投資先は「さわかみファンド」である。開始は2000年12月からで現在に至るまで毎月一定額の積立を行っている。
なぜこれか?ということはいくつか要因がある。

  • 家計共通の財布として投資を行っており、自分の好きなようには銘柄を変えにくい。
  • 自分が使っている証券口座が野村、今川三澤屋(のちのリテラ・クレア)、楽天証券と移ってきており、そのたびに投信、株を売却している。
  • 米国籍ETFに投資できるようになったり、ノーロードで信託報酬の安い投信が出てきたりというのが2000年代半ばあたりなので、その間に銘柄をいろいろ乗り換えてきた。
こうしてみると投資先を変更するのは、自分の意思以外にも投資先や証券会社の変化で変わることもあり、同じ投資を続けるのは難しいなと思う。
さて、さわかみファンドに投資してからまだ17年。つみたてNISAの期間の20年に照らし合わせると、まだあと3年ある(これはつみたてNISAじゃないけど)。20年となると本当に長い期間でいろいろなことがあるだろうなと思うので、一例としてこの17年を振り返ってみる。


直線に近い薄い赤の線が投資金額の累計、濃い赤の線が残高の評価額。
当初から毎月積立をしており、当初は2万円/月、2007年以降は4万円/月である。最初の頃階段状になっていたのはスポットで10万円とか購入していたから。ここ数年は定期積立のみ。

今は市場環境が良いので、投資金額に対して+80%という成績である。
振り返ってみると

  • 投資期間中の暴落は1999年から続くITバブルの崩壊と、2007年のリーマンショックによる低迷期が大きなマイナス。
  • マイナスの後のプラス期には大きく伸びている。
  • 2007年ごろから2012年ごろまでの約5年間は継続して積み立てしていても評価額は全く伸びていない。
  • 評価額が高まった時期を比べると2007年7月が投資金額に対し+75%、2017年6月も投資金額に対し同じく+75%。評価益の金額で見ると2007年7月が184万円、2017年6月が540万円と大幅に増えている。
もちろんちょうど今が相場環境が良い時期だからこのように良い評価になっているだけだろうというのはあるが、積立投資の効果を十分感じることができる。
これからの20年の間にも暴落は何回かあるだろう。それでも投資し続ける意思が必要だと思う。
もし今全額売却すると500万円強の売却益に対し、20%ちょっとの税金が取られるから約100万円強が税金として取られる計算になる。これがNISAで税金免除となれば大きな金額だ。


でも、自分は40代半ばという年齢からするとつみたてNISAはしないだろうな。20年後は定年過ぎてるし。
iDeCoと普通のNISAの組み合わせにするだろう。




2017年6月26日月曜日

日進工具(6157)から優待のQUOカードと報告書が到着

6/23の京阪神ビルディングに引き続き、日進工具から優待と報告書が到着。
こちらも今年2月に初めて購入したもの。優待は100株以上の保有で1,000円分のQUOカード。今期から設定したとのこと。
本日の終値で買値に対し+11.08%の利益、配当利回りは2.24%、PER 15.39%、PBR 2.09%。
今年の2月頃は銘柄選択に迷いがある頃だったので、配当株というほど配当利回りが高いわけでもなく、PERとかが特段低いわけでもなく、まぁ投資家からはそれほど注目されてない(?)、技術力がある中小型株と言ったところか。

どれくらいまで保有するかは不明だが、まぁしばらくは持つつもり。


2017年6月23日金曜日

京阪神ビルディング(8818)から優待のおこめ券と報告書が到着

今年の2月に初めて購入した京阪神ビルディングから優待のおこめ券と報告書が届きました。
3/31時点の保有株は300株だったので、おこめ券は1kg分。最近はお米はふるさと納税でもらうことが多く、1kgのおこめ券とか使いにくいがまぁなにか買おう。
報告書をみると、今年度から5カ年の中期経営計画を策定したとのこと。

中期経営計画

これを見ると5年後の2021年度に売上200億円、経常利益70億円を目標とするという。2017年度の実績が売上143億円、経常利益47億円であり、ここ5年の売上・経常利益の増分が10億円も行ってないところからすると非常に意欲的な目標である。
この会社のことをまだあまり知らないので、「ほんまかいな?」とも思ってしまう(失礼ながら)。
まぁ低PER・PBR株として保有しているので、数年は様子をみるつもり。

2017年5月22日月曜日

買い出動

日本株、アメリカ株の買い注文を入れてみた。
現金比率が目標より高い状態であり、暴落する時を待っててもいつになるかわからないな、それなら配当を早く多めにもらう方がいいなということで、個別株を買うことにした。
アメリカ株は以前に買ったものの買い増し。
日本株も個別株だが、こちらは新規買い銘柄が4銘柄、1銘柄が買い増し。
週末に日経マネー、Zaiのマネー紙を読んで、配当銘柄の中でも「ネットネット株」に投資してみようと思って、銘柄を探してみた。
PERは高くても10倍程度、PBRは1以下。

つい数年前はやれ成長株だとか、テクノロジー株だとか言ってたが、そういう株だとやっぱり上がったり下がったりが大きいなと思い、すっかり下値不安の小さい配当銘柄にシフトしてしまった。

とはいえ、テクノロジー株もそう簡単には売らずに持っている。
とりあえずしばらくは売ることはしないでホールドしようと思う。
やっぱり売却時の税金が結構かかるから。


2017年5月13日土曜日

現時点(2017/5/13)のアセットアロケーション

現時点のアセットアロケーションをまとめてみる。



今目標とするアセットアロケーションはこんな感じ。


債券には投資せず、REITを3%ほど持つ以外は全部株式に投資している。
現預金比率は目標よりは少し高め。どこかで暴落などしたら買うかと考えたりしている。
毎月の定期積み立てもしているので、市場がどうであれ、少しずつリスク資産を積み上げてはいる。
目標を決めてはいるが、目標も何年かに1回は比率が変わったりしているので、無理矢理目標に合わせようとは考えていない。投資をする際に目標値に近づけようかなと考える程度である。今はアメリカ株の比率が目標より少なめなので、買うとしたらアメリカ株ということになる。


円:ドル比率は51:49。
これは半々くらいがいいかなと思っているので、現状維持。

個別株:投信(ETF含む)の比率は36:74。
これはどれくらいが良いのかよくわからないが、投信・ETFはコアの投資としてこれからもメインとするだろう。ただ高配当株ももう少し増やすだろうと思う。

2017年5月9日火曜日

VIXが歴史的な低水準

北朝鮮危機が少しだけ落ち着いた様子があったり、フランス大統領選挙で中道系のマクロン氏が当選したりということで世界的に緊張感が緩和したのだろう、VIXが歴史的な低水準となり、10を切った5/8に9.77、5/9も市場が開いて下がる傾向で瞬間値で9.57。ここ最近で10を切ったのは2007/1/24の9.89、1990年以降の史上最低値は1993/12/22の9.31。この史上最低値に迫る勢いである。
よっぽどみんな楽観的なんだろうねぇ。

個人的には、VIXが高い水準の時はS&Pが下がって買い時と判断できるが、低い水準では売り時とも買い時とも判断できないと考えている。というのは市場が比較的平穏の時は低位安定でずっと継続するからである。下がったからと言って売っていたらあっという間に持株がなくなってしまう。VIXが低位安定の間は、S&Pなどの株価指数はゆっくりと上昇しているイメージなので、ホールドすることで将来的なリターンが高くなる。

ということで、VIXが史上最低値になろうがどうしようが、低位の時はホールド継続。20を越えたら買いを検討という従来の方針は維持する。


VIX指数とイベントの歴史
http://www.world401.com/data_yougo/vix.html

1990年以降の1年ごとのVIXグラフ
https://room5110.com/vix/25vixcharts-since1990


2017年5月5日金曜日

ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」を読了

アメリカ株投資のブロガーを中心によく言及されているシーゲル本が気になっていて、ゴールデンウイークで時間があるので、さっそくamazonで注文して買ってみた。amazonで注文したのは、近所の大型書店に置いてなかったから。
シーゲル本は3冊ほど訳本が出ているようだが、amazonの書評などを見て「株式投資の未来」を購入した。インデックス投資の重要さとかは「敗者のゲーム」などですでに理解しており、配当株への優位性がどこから来るのかを知りたいと思ったのが理由である。
さて、読んでみて自分なりに要点をまとめてみると、、

  • 企業は配当を出すことによって株主の信頼を得る。株主のことをきちんと考える企業は継続して配当を出そうとする。
  • 配当再投資をすることによって、株価の下落局面では株価の下支えとなり、その後の上昇局面ではよりリターンを大きくする。
  • 株価の下落率が大きいほど、そして配当利回りが高いほど、株価の回復までの期間が短い。
  • 設備投資をしたり技術革新を行っても利益には結びつかない。
  • 一株あたり利益(EPS)が高い会社より、配当利回りが高くPERが低い会社に投資する方が長期的なリターンは高くなる。
  • 投資家があまり期待しないような業界・会社ほどリターンを得やすい。
ということと理解した。
今までに何十年も続いてきた会社こそ競争に勝ち、残ってきた会社だろう、そういう会社だからこそ高いブランド力もあり(ブランド力があると消費者はより高いお金を払ってくれる)、そんなに設備投資をしなくても作れる商品をずっと作って世界中の人々に売っているような会社がより利益を上げやすいのだろう。

今まで自分が好きだった技術力のある会社に投資をするのは報われないというのはショックであるが、徐々にでも移行していくか。

1点わからないのが、高配当株投資が良いのなら、それをメインにしたら良いのにと思うのだが、メインはあくまで国際分散したインデックス投資を勧めている。その理由がよくわからない。
また何回か読み直してみよう。





2017年5月1日月曜日

今年購入銘柄の損益率

今年に入ってからの株高に浮ついて日本とアメリカの個別株を買ってしまったので、その損益率を見てみよう。
わずか1、3ヶ月程度の期間なら、これくらいは変動するだろう。
年明けの浮ついた時期から北朝鮮情勢、フランスの大統領選挙などでちょっと調整気味のトレンドになったと思ったけど、さらにそこからちょっと持ち直した感じか。
アメリカ株は4/6だと、ちょっと高値で買ってしまったかと思ったが、ここ数日でまたあげてきており、アメリカ株の強さを実感する。
短期では株価が変動するのは当たり前と思っているので、これくらいでどうこうするつもりはない。長期的に上昇してくれればと思うのみである。
いかにして売りたくなる気持ちを抑えて長期で保有するかが鍵である。

今年購入銘柄の損益率
購入日 銘柄/ティッカー 損益分岐点(円/ドル) 現在価額(円/ドル)*1 損益率
2017/2/3 京阪神ビルディング 594 639 108%
2017/2/7 日進工具 1,627 1,614 99%
2017/2/7 リファインバース 3,153 2,916 92%
2017/3/14 メディカル・データ・ヴィジョン 1,632 1,911 117%
2017/1/5 NVDA 104.48 104.30 100%
2017/4/6 AMZN 926.03 924.99 100%
2017/4/6 CB 138.39 137.25 99%
2017/4/6 GOOGL 858.90 924.52 108%
2017/4/6 JNJ 125.98 123.47 98%
2017/4/6 MMM 193.44 195.83 101%
2017/4/6 V 90.38 91.22 101%
*1:現在価額とは日本株は5/1終値、アメリカ株は4/28終値である。
注:リファインバースとメディカル・データ・ビジョンはそれぞれ期間中に1:2の株式分割をしており、その調整後の価額で記載している。

2017年4月8日土曜日

アメリカ個別株の購入

アメリカの個別株を購入した。最近は配当株にも興味を持ち始めており、どんなものかと思って買ってみた。それとは別にAlphabet(Google)とAmazonも。なんかバラバラな感じではあるが良いのだ。どうしようか逡巡してストレスためるよりは、買ってしまおう。
何年も持っていたらインカムゲインかキャピタルゲインが上がるだろうと思う株だから。
買ったのは以下の銘柄(カッコ内はTicker)。

  • Amazon.com (AMZN)
  • Chubb (CB)
  • Alphabet (GOOGL)
  • Johnson & Johnson (JNJ)
  • 3M (MMM)
  • Visa (V)
AMZN、GOOGLは配当は出さないが、巨大なインフラとして定着しているのでそうそうつぶれないだろうと。
CB、JNJ、MMMは連続増配年数が50年以上で、利益率が10%以上、配当性向が60%以下の中から選ぶ。Visaはまだ増配年数は少ないが、クレジットカード会社の雄だし、利益率も高いし、まぁつぶれないだろうし。
Chubbって会社は初めて聞いたが、世界最大級の損害保険会社らしい。
いずれも3,000ドル分相当の株を購入。これからどういう推移をするか見守ろう。

2017年3月25日土曜日

NVIDIAから配当をいただきました

NVIDIAからの四半期配当金が入金された。
1株あたり$0.14、30株保有しているので税引き後の受取額は$3.03。直近の$0.14が4回支払われたとすると、3/24の終値$107.47に対して配当利回りは0.52%。
まぁ配当利回り狙いで買っているわけではないので、気にしない。
1年前の$20台からすると、5倍以上に値上がっているので、市場が軟調の中どうなるかわからないが、これからのAI、自動車向けに売上が伸びることを期待しよう。
以下はこの10年の株価推移(yahoo.comより)。


2017年3月16日木曜日

IntelがMobileyeを買収へ

3/14にIntelがMobileyeを買収するというニュースが入ってきた。
Intelは言うまでもなくCPUメーカーの巨人。Mobileyeは自動運転用のチップ、ソフトを作る会社。さすがIntel、FPGAメーカーのAlteraなどどんどん買収していくなぁ。

2016/9/30にMobileyeを41.66ドルで200株購入していた私。報道によるとIntelは1株あたり63.54ドルの現金を支払って購入するとのこと。私の買値から見ると152%の値段で買い取ってくれることになる。
うれしいか?というとそれほどうれしくない。なぜならMobileyeの将来性・成長性を期待して株価がずっと高くなっていくことを期待していたのに、Intelに言わば横取りされるからだ。何倍にもなる可能性があったのを、たったの(というと失礼だが)1.5倍で買われてしまうとは。

決まったことは仕方ないので、これはこれとして他の良さそうな会社をまた探そう。

参考:
Mobileyeについて (購入時の記事)

IntelによるMobileye買収のニュース(EE Times Japan)

2017年2月27日月曜日

iDeCo使えず。。

うちの会社は企業型確定拠出年金を導入しているのだが、個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できるのかどうか以前に会社の担当者に問い合わせた。

記事:会社にiDeCoについて確認中

1ヶ月経ってその結果が社内メールでようやく来た。結果は「NG」。
その理由は「現在の規約がそうなっていないから」。

そのメールに「運用元がどうの」とか書いてあるので、もしやと思って確定拠出年金年金の運用のwebページを見るとそこに現在の企業型確定拠出年金の規約があった。
規約の内容はきちんとは確定していないが、今の規約が「企業型に入っててかつ個人型にも入れる」という内容になっていないとのこと。
それはそうだろう。最近法律が変更になったのだから。

運用元の弁では「法律は変わったが運用規約をどのように変更するかの方針がまだ国から提示されていないので、方針が出るのを待っている。」のだそう。
そして、会社としても運用元がこの状況なので「検討もできず、していない」とのこと。

こんな状況ならiDeCoに加入できない、企業型確定拠出年金の加入者は多そうだな。
「そろそろ方針がでてきそう」ということらしいが、国には早々に運用会社に方針を出して欲しいものだ。待ってます。

2017年2月22日水曜日

リファインバース上昇中

先日買ったリファインバースがえらい上昇し、賑わっているようである。
ちょっと低めの6,300円で指し値注文を出していたのが約定したのが2/7。本日2/22の終値が8,170円と買値の約130%となっている。こんなに短期にあがるとは思わなかった。Yahoo!の掲示板はたくさん書き込みがなされ、みんなの熱狂が伝わってくる感じ。
まぁ自分は短期の売買をしようとは全然思ってないし、ビジネスモデルがおもしろそうだったので買ってみたので、これからの動向を見守りたい。非常に楽しみである。


2017年2月20日月曜日

カンブリア宮殿:レオス・キャピタルワークスの巻

先日の「カンブリア宮殿」でレオス・キャピタルワークス株式会社の藤野社長が出た回を録画して見た。
自分がひふみプラスに投資をしているからというのもあるし、藤野さんの企業の選択眼にも興味があったからだ。藤野さんの著作を読むほど入れ込んでいるわけではないが、「スリッパの法則」という本は読んだことがある。投資とは関係なく、会社の上司が「この本を参考にして伸びる会社になろう」と意図して渡したものだった。

番組最初の野村證券主催の投資セミナーとひふみ投信のセミナーの対比がおもしろかった。インデックスファンドの積み立て投資を中心にしている自分からしたら、「野村のセミナーなんか行ってたらあかんなー」と思う。「トランプがどうのこうの」とか「今から上がる株はこれです」みたいな説明を聞いて投資しようと思っている人に「それはあかんでー」と言いたくなってしまう。
藤野さんの場合は経営者の人柄・熱意、会社の強み・方針などを見て投資先を決めているという感じの内容だった。自分としてもこちらの考え方を支持する。そういう意味では「引き続きひふみプラスに投資しよう」と思える内容だった。

レオス・キャピタルワークス株式会社

2017年2月19日日曜日

確定申告の提出と最近のコンビニ

本日、確定申告の書類を提出した。
毎年のことだが国税庁の書類作成のページで作成・印刷し、必要な源泉徴収票、取引明細書などを貼付して郵送で出している。今まで一度も税務署に相談に行ったりとかもしたことないが、特に問題なく還付・納税できている。

昔買ったままの切手とかお年玉付き年賀状の景品の切手とかで50円、80円の切手がたくさん家にある。最近は本当に郵便を使うことがなくなり、1年に1回の確定申告書類の提出が唯一と言って良いくらいである。
いつも82円で出していたような気がするのだが、今回は90gあり、140円必要である。昔は切手を新たに買うのが面倒だからと80円切手2枚貼って余分なお金を払っていたが、今日は50円と80円切手を貼った状態でコンビニで10円切手を貼って140円ちょうどにしてから出すことにした。

コンビニで10円切手を1枚買うと、「今すぐ使いますか?」と尋ねられた。「はい」と答えると、切手を貼るための水を含ませたスポンジを出してくれた。コンビニはこういう気の利いたこともしてくれるのね。密かに、「外で切手舐めるのは嫌だなぁ。どこか影でやるしかないか」と心配していたところである。そんなに普段コンビニを使う方ではないので、こんなことを思っていた。もしかしたらしょっちゅうコンビニを使う人からしたら当たり前のことかもしれない。

コンビニを出る時、ふとアルバイト募集の張り紙が目に入った。張り紙には「売上の目標・ノルマなどありません」みたいな注意書きがあった。最近コンビニでもノルマがあって、節分の恵方巻きとかさせられるとか話題になってたもんなー。そんなノルマがあったら人集まらんわな。

普段コンビニ使う時には何も思うことがないが、今日は2つも「おっ?」と思うことがあった。

2017年2月15日水曜日

リファインバース:2Q、株式分割他発表

この前買ったばかりのIRの発表がたくさんあった。
リファインバース:IR情報

  • 2Qの決算は増収増益
  • 1:2の株式分割
  • 新工場建設の発表
  • 新規事業開始の発表
まぁまだ若い事業だからこれからどんどんやってって欲しいな、ということでしばらく見守る。


2017年2月8日水曜日

購入:リファインバース(6531)

最近アセットアロケーションとかを無視してちょっと日本株を買いすぎである。
あーあと思いながら買ってしまう意志の弱さ。
買ったのは「リファインバース」という会社。最近の日経ビジネスに載っていた。
何年か前にも日経ビジネスに載っていた記事を見て別の会社の株をいくつか買って、痛い目にあったこともあるのでこういう買い方は危険なのだが、またやってしまった。
会社の特徴は、

  • オフィスビルのタイルカーペットをリサイクルして再販する会社。
  • 技術的な優位性がある。
  • まだこういうリサイクルが始まったばかりで首都圏が中心。
  • ある程度パートナー企業を捕まえて基盤を作りつつある。
  • 海外も同じような規格の商品であり、海外展開を考えると将来性は大きい
というあたりが魅力的。ピーターリンチかバフェットさんの本に「地味な会社の株を買え」と書いてたっけ。そう考えると非常に地味である。

でも2016年7月28日に上場したばかりで、ビジネスモデルのおもしろさからか人気化はしているみたい。地味な事業にかかわらず、会社予想PERは46倍とちょっと高め。
2015年6月期から2016年6月期に対して、当期純利益が倍以上に伸びたのも、人気化している理由か。さすがに高いので、300円ほど低い値段で指し値注文し、3日くらいして約定していた。

ホームページには「東京に油田を見つけた企業。」と書いてある。なかなか大きく出たものだ。将来性を買ってみた。

 リファインバース株式会社

購入:日進工具(6157)


またもや日本株を購入。今回は日進工具。
これはだいぶ前にスクリーニングして抽出していたものの一社。

  • 会社予想PER:14.45倍 と比較的まだ低め
  • 配当利回り:2.24%   まあまあある
  • 売上高経常利益率:23.3% と比較的高い
というところに注目していた。
何を作っているかというと、超硬小径エンドミルという小さな穴を開けるドリルを作る会社。
今日Yahoo!ファイナンスの掲示板を見ていたらとある会社が出したレポートがあった。
この会社自身初めて聞くし信頼するに足る会社かどうかはわからないが、レポートの内容自体は競合から日進工具の特徴、会社の強み・方針なども書かれていて参考になった。

2016年5~7月ごろの直近の安値(900円くらい)からすると1.5倍以上上がっているので、その辺は気になるところだが、さあどうなるか?

2017年2月5日日曜日

購入:京阪神ビルディング(8818)

先日バリュー株の検索などしてると書いたが、結局1つ買ってみた。それが京阪神ビルディング。
スクリーニング条件は

  • PBR:1倍以下
  • PER:20倍以下
  • 自己資本比率:40%以上
  • 売上高経常利益率:10%以上
  • 過去3年平均売上高成長率:0%以上
で出てきた30銘柄の中にあった1つ。


2016年3月期で売上高総利益率が41.9%、売上高経常利益率が32.0%ということで、他の不動産会社と比べると高い方である。
2/3時点の株価で会社予想PERは10.46倍、PBRは0.56倍と株価水準は低め。会社予想配当利回りは2.66%。
株主優待はお米券で100株以上1,000株未満で1kg分がもらえる。2年以上保有すると+1kg分追加でもらえる。

持っている物件が

  • 大阪市中心部を主としたオフィスビル:28.0%
  • 大阪市中心部を主としたデータセンタービル:40.5%
  • ウインズビル(京阪神地区):24.1%
  • 商業施設・物流倉庫:6.2%
と多岐にわたっている。ウインズビルを持っているのは、この会社の始まりが「阪神競馬場」を昭和23年に作ったかららしい。阪神競馬場は日本中央競馬会に譲渡したが、場外馬券発売所(ウインズ)を賃貸するようになったらしい。JRAに貸してるとしたら、安泰だろう。
自分自身は競馬はしないが、妻が少しするようになったため、競馬番組はちょくちょく見るようになった。そういうのもあって若干の親近感はある。


平成28年3月期会社説明会資料 より引用
https://www.keihanshin.co.jp/ir/pdf/youshi_280603_1.pdf

2017年3月期の会社予想は減収減益なので、直近での株価上昇はそんなに期待していない。配当がもらえるのと、中長期で見て株価が上がってくれたらいいかなというくらい。

 京阪神ビルディング株式会社

2017年1月31日火曜日

個別株の検討 (バリュー株?いや、でも..)

個別株に投資する際の銘柄選定の条件は基本的には利益率の高い成長株から選んでいる。利益を多くだし、成長することで長期的な株価の上昇が見込めると判断するからだ。
といいつつ、時々バリュー株投資に興味が出て、低PER、低PBRの銘柄をスクリーニング検索してみることがある。
しかし、このような会社は知名度が低く何をやっているのかわからない会社も多いし、値動きがほとんどなくて退屈になったりするので、あまり興味がわかない。
とはいえ何をやっている会社かはホームページやIRの資料を見ればある程度わかる。
こういう会社は配当利回りもそれなりに高く、2%以上ある会社もある。
でもアメリカ株だともっと配当利回りが高くて有名な会社もある。配当狙いなら日本株よりアメリカ株の方が良いのでは?と思う。

なんてことを逡巡しながら考えるのがまぁ楽しいのである。基本的な部分はNISAでの投信の積み立て投資とバンガードETFのバイ&ホールドという方針は揺るがないからである。

会社にiDeCoについて確認中

iDeCoを申し込もうかと思って楽天証券から資料を取り寄せたら、「企業型確定拠出年金を導入している会社の従業員は会社の許可がないと個人型確定拠出年金の申し込みができない」と書かれていたので、会社の人事部に聞いてみた。
単刀直入に「うちの会社では個人型確定拠出年金の申し込みができるのか?」と。
案の定すぐに回答はなく梨のつぶてで数日経過。
まぁ会社としてどう対応するかと言う話しは事前にできてなかったんだろうな。
よっぽど感度が高くないと事前に検討しようということにならないだろう。

どのような回答が出てくるかはまったく不明だが、焦らず待ってみよう。



2017年1月15日日曜日

2017年の確定申告計算

本日、確定申告書作成コーナーにて確定申告の計算を行った。
昨年は一般口座の株式(ETF)の売却とふるさと納税などの寄付があったから。もう12回目の確定申告である。確定申告書作成も改善されているのか何となくわかりやすくなってる気がした。
入力したのは

  • 会社の給与所得の源泉徴収
  • 会社の特許収入の雑所得分
  • ふるさと納税などの寄付控除分
  • 一般口座の株式(ETF)の売却分
  • 特定口座の取引内容
  • 外国税額控除
今年は初めて外国税額控除の入力をした。今までよくわからず控除されるのを捨ててしまっていた。
ネットで検索して、こちらのページをみると外国税額控除の具体的な計算例があったので、わかりやすかった。これを見ながら確定申告書の作成コーナーで外国籍ETFの配当収入、外国所得税の額などを入力すると自動で計算してくれる。割とわかりやすかった。
自分の場合、外国所得税の額である61,594円分が納付する税額から引かれたので、大きな効果である。

今年の納税額は621,200円!
過去最高である。頭がクラクラする。まぁそれだけ一般口座のETFの利益が大きかったということなのだけど。

過去はずっと還付ばかり受けてきて、昨年の2016年が初めての納税で、金額は108,200円。で今年はさらなる金額の納税。
もちろん源泉口座分の売却は別途税金を取られている。
今年以降は売却はやっぱり基本的にはしないでおこうかなと思う。
バイアンドホールドで、本当に売る必要が出てきた時に売却と。



2017年1月4日水曜日

個別株:NVIDIA(NVDA)について

日経エレクトロニクス2017.1月号はAIチップの特集だった。
その中でDNN(ディープニューラルネットワーク)の学習にはNVIDIAのGPUが事実上の業界標準になっているとか、車載の自動運転などにもSoCをNVIDIAが作っていると書いてあった。
そういう記事を見るとNVIDIAという会社が気になってくる。
現在の株価は102.01ドル。52週の最安値の24.75ドルの約4倍。PERは52.13(Yahoo.comより)。
結構値上がっているなぁ。
でも今のうちに少し買っておいても良いかも。

とはいえ、こういうのは自分の悪いパターンである。興味のあるテクノロジー株に飛びついて失敗するという。。